NEAT(ニート)とは、運動以外の日常の身体活動のことです。運動の時間が取れなくても、日常の動きを少し増やすことから始められます。
主な内容
日常の動きの違いが、脂肪の増え方の個人差を説明した
非肥満の16人に、8週間、必要量より1日1,000kcal多く食べてもらった研究では、総消費の増加の3分の2がNEATの増加によるもので、NEATの変化が、体脂肪の増え方の10倍の個人差を説明していました。
肥満の人は、1日約2時間長く座っていた
やせ型10人と軽度肥満10人を10日間測定した小規模な研究では、肥満の人は平均で1日約2時間長く座っていました。やせ型と同じ行動をとれば、1日約350kcal多く消費しうると推定されています。
同じ体重でも、NEATは1日最大約2,000kcal違いうる
Levineらの総説では、同じ体重の人でも活動量は大きく違うため、NEATは人によって1日最大約2,000kcal違いうると述べられています。肥満の方は、座っている時間が1日約2.5時間長い傾向があり、やせ型と同じ動き方をすれば、1日約350kcal多く消費しうる、とされています(総説での見解です)。
運動より先に、日常の動きを
運動で増やした消費カロリーは、足し算にならない可能性があります。運動が苦手でも、日常の動きなら、少しずつ増やせます。
根拠:Pontzer & Trexler, 2026(くわしくはブログ)
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