「がんばっているのに痩せない」には、体の仕組みの理由があります。意志が弱いからではなく、体が元の状態を守ろうとする働きが関わっていることを、確認できた研究から整理しました。
主な内容
運動で増やした消費カロリーは、足し算にならない?
2026年の論文では、人の有酸素運動の介入で、1日の総消費の増え方が、足し算で予想される変化の約30%にとどまっていました。
根拠:Pontzer & Trexler, 2026/Pontzer ら, 2012(くわしくはブログ)
代謝は、20〜60歳でほぼ安定している
総消費エネルギーを、二重標識水法という方法で測った大規模なデータの分析では、体の除脂肪量を調整した消費エネルギーは、20〜60歳の間、安定していました。「歳のせいで代謝が落ちた」は、思い込みかもしれません。
停滞期は、体が元の状態を守ろうとする「適応」
減量すると、代謝・行動・神経内分泌・自律神経の反応が組み合わさって、減った体重を元に戻そうとします(適応熱産生)。その多くは、レプチンというホルモンを介するとされています。
根拠:Rosenbaum & Leibel, 2010/Greenway, 2015(くわしくはブログ)
止まったとき、食事だけを減らすと
304人の研究では、食事制限だけで運動をしなかった人は、除脂肪体重が減っていました。筋力トレーニングを選んだ人は、除脂肪体重が増えていました(観察研究)。
リバウンドしやすさと、脂肪細胞の「記憶」
減量後も、ヒトとマウスの脂肪組織に、細胞の遺伝子発現の変化が残るという研究があります(マウスではエピゲノムの変化も確認)。一方で、体重の増減の繰り返しそのものが害になるという因果関係は、現時点では支持されていない、とする論文もあります。
「意志力は筋肉のように疲れる」は、再現されなかった
意志力は使うと減る、という説(自我消耗)について、23の研究室・合計2,141人が同じ手順で追試した研究では、効果は小さく、信頼区間がゼロをまたいでいました。続かないのは、意志が弱いからとは言えません。
続きは、公式LINEで
公式LINEに登録すると、「真氣式 がんばらないダイエットアプリ手帳」を含む7つの特典を無料でお渡しします。
ご不要になったら、いつでもブロックしていただいて大丈夫です。
友だち追加は数秒で完了します。LINEアプリの検索で「@557kiwbn」でも追加できます。
※効果には個人差があります。このサイトは一般的な情報提供を目的としたもので、医療行為・診断ではありません。持病のある方、治療中の方は、主治医にご相談のうえお取り組みください。 掲載内容は、公開時点で確認できた研究の紹介です。更新により内容が変わる場合があります。